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病院コラム

急性フィラリア症

2017.07.04

暑い時期なりましたが、皆さんの大切なワンちゃんのフィラリア予防、今年はもう始めていますか?

先日、もう、こんな子には出会わないだろうと思っていた急性フィラリア症(ベナケバシンドローム)のわんこが来ました。
数日前から続く呼吸困難、食欲不振、血尿とのことでやってきたわんこ。心雑音があり、フィラリアの予防はしていないとのことで、フィラリア抗原検査を行ったところ、強陽性でした。

超音波で心臓を見ると、三尖弁に絡みつくフィラリアを検出。  

 

呼吸が荒く、ぐったりし、苦しそうなわんこ。フィラリアを摘出しなければ、このまま苦しい状態が続き、亡くなってしまいます。

血液検査で白血球上昇、腎機能低下(BUN、CRE上昇)、肝障害(AST、ALT上昇)が認められ、麻酔のリスクが非常に高い状態でしたが、このままでも良くなることはありませんので、摘出手術を行うことになりました。

しばらく使っていなかった釣り出しブラシ、ちゃんと使えるだろうかと心配でしたが、問題なく、摘出できました。

    

首の血管からカテーテルを心臓まで通し、フィラリアをひっかけて摘出します。

無事に手術を終え、一命は取り留めたものの、心臓の三尖弁が傷つき、今後、毎日、心臓のお薬が必要な状態になってしまいました。

フィラリアのお薬を服用させない方もいますが、予防すれば罹ることのない病気です。後で後悔することのないよう、きちんとお薬で予防することをお勧めします。

なぐら動物病院  獣医師 名倉美智子



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