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大腿骨頭壊死症(レッグペルテス)

2018.03.10

最近、大腿骨頭壊死症(レッグペルテス)を発症し、大腿骨頭切除術を行ったワンちゃん数頭に遭遇しました。

レッグペルテスは、何らかの要因で股関節部の大腿骨頭への血液供給が減少し、骨頭が壊死してしまう病気です。
痛みから足を引きずるなどの跛行を呈し、ひどくなると全く足が着けなくなり、歩けなくなってしまいます。歩けない状態が長期に渡りますと筋肉が落ち、細い足になってしまいます。大抵の場合、片足のみにみられますが、まれに両足に発症することもあります。

原因ははっきりしていませんが、主に4~11カ月齢の小型犬に発症し、プードルやミニチュアピンシャーなどによく見られ、遺伝的な要因も示唆されています。

治療は、軽度(初期)の場合は内科的に痛み止め等の服用で様子を見ますが、多くの場合が進行し悪化してしまうため、最終的には外科的に壊死した大腿骨頭を切除することになります。


右後肢の大腿骨頭が変形し、崩壊しています(矢印↓)


  

破壊されている骨頭                    切除した骨頭



骨頭切除後のレントゲン

 

 切除後は、痛みが軽減され、足が着けるようになりますが、筋肉が萎縮している場合は長期のリハビリが必要になります。
成長期に後肢の痛みがあった場合は、早めに検査しましょう。初期の場合はレントゲン検査ではっきりしない場合がありますが、骨が変形する経過を見ていくためにも、きちんと検査しておくことをお勧めします。


なぐら動物病院  獣医師  名倉美智子

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