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ウサギ・
ハムスターの診療

ウサギ

うさぎの消化管鬱滞(毛球症)

うさぎでよくみられる消化管の病気で、ストレスや不適切な食事、歯科疾患などが原因で消化管の運動が停滞した状態で、食欲がなく便が小さくなったり全く排便しなくなったりしてしまいます。

消化管の運動が停滞しますと、グルーミングなどで飲み込んだ毛が塊となり毛球が形成され完全に詰まってしまったり、腸内細菌のバランスが崩れ異常なガスを発生し鼓脹症になってしまうこともあります。また、まれに飲み込んだ異物によって消化管が詰まってしまうこともあります。完全な詰まりを起こしますと、ショック状態に陥って危険な状態となります。

治療は内科的に消化管の運動を回復する治療が中心となりますが、明らかに消化管閉塞を起こしている場合は外科的な治療(開腹手術)が必要となります。

うさぎの子宮疾患

うさぎは高齢になると子宮疾患(腺癌、水腫、蓄膿症など)を発症してしまう子が多くみられます。
症状は、血尿が多くの場合にみられ、乳腺が腫れて乳汁がでたりします。初期は元気食欲があり、その他の症状がほとんど見られないため、数ヶ月間様子を見てしまう飼い主様も多く、ご来院されるときには、かなり病気が進行してしまっている場合があります。

治療は外科的に病変を含んだ子宮卵巣すべてを摘出します。病気が進行し、貧血など呈し状態が悪い子にとっては手術のリスクが高くなります。
また、すでに肺転移を起こしている場合は外科的な治療は望めませんので、早期発見、早期治療が大切になってきます。

予防としては子宮卵巣を摘出する避妊手術を行うことです。避妊手術は生後6カ月から1歳くらいまでに行えるといいでしょう。
うさぎの尿は様々な色を呈しているため判断しにくいと思いますが、異変を感じたら、早めに検査しておくことをおすすめします

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うさぎ子宮腺癌
うさぎ子宮水腫

うさぎ、ハムスターの不正咬合

げっ歯類は歯が伸びるため(ハムスターは切歯のみ)、噛み合わせが悪くなると歯がどんどん伸びてしまいます。長く伸び過ぎた歯は頬や舌を傷つけ、よだれが出たり、うまく食べられなかったりします。
中には歯が刺さっていても、食欲が落ちない子もいます。切歯が伸びている場合は飼い主さんが確認できますが、臼歯が伸びている場合は、自宅での確認は難しいですので、食べ方がおかしい時やお口回りが汚れるようになった時、食事をとらなくなった時は、早めに受診しましょう。

切歯の歯切りは無麻酔で行えます。うさぎの臼歯の歯切りはとても大人しい子であれば、軽く角をカットする程度であれば行えますが、暴れる子やしっかり口腔内を観察する必要がある場合は、無理に抑え込むと危険ですので、麻酔や鎮静が必要になります。

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>ハムスターの切歯
うさぎの臼歯不正咬合

ハムスター

ハムスターの腫瘍

ハムスターは腫瘍ができてしまう子が比較的多くみられます。
体表の腫瘍は見つけやすいため、早期に発見することができます。腫瘍には良性と悪性のものとありますが、どちらにしましても、大きくなる前に診察に来ていただき、治療の方法を検討することが望ましいです。比較的若く、元気食欲のある子であれば、手術による切除は可能ですが、麻酔中に気道確保や血管確保ができないため、麻酔と手術に耐えられるかが問題になります。

腫瘍が極端に大きい場合や腫瘍が自壊して全身状態の悪い子はリスクがかなり高くなります。
手術をお考えの場合は早期に行うことをお勧めします。

頬袋脱

頬袋が裏返しになり口の外に出てきてしまっている状態。
早期に発見し、頬袋が腫れていたり、傷ついていることがなければ、元の戻し再脱出をしないように縫合しますが、癖になってすぐに出てしまうことも多く、最終的には切除する場合が多いです。

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ハムスターの切歯
脱腸

慢性的な下痢などで腸が出てしまうことがあります。
早期に発見できた場合、腸の状態が良好なら元の戻して肛門を縫合しますが、腸の損傷が激しい場合は切除しなければなりません。
すでに元気がなく状態が悪い場合は、手遅れの場合もありますので、気が付いた時には早めに病院に行きましょう。 また、下痢や便秘がみられたら、早めに治療しましょう。

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整復前
整復後

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